第七章 授業教室編 その1


「何の。クリスタルカーテン!」


カーツはクリスタルカーテンを唱えた。

敵の魔法攻撃によるダメージを減少させた。


「大丈夫か、みんな。」


「ええ、助かったわ。ありがとう。」


「サンキュー。助かったぜ。」


「こっちも行くわよ!」


スーは赤の秘宝を使った!

あたり一面が赤いベールに覆われた!


「なんなんだぁ。」


「ふふ、この三色の秘宝、赤、青、黄はそれぞれ、攻撃、回復、移動を高める効果があるのよ。」


「なんだとぉ。」


「さあ今よ、ショウ君。今なら攻撃力が上がっているはず。その剣で攻撃して!」


「ああ、分かった。」


ショウは剣を振った!


「ぐおおぉ。」


ショウの攻撃が決まった!

魔物に大ダメージを与えた!


「ぐおぉぐぉ。」


魔物は耐え残った。


「ぐふぅ、生きてるぞぉ。」


「なんだって?」


カーツは驚いている。

それもそのはず、決めの一手が効かなかったのだ。


「ぐふふぅ、もう終わりかぁ?」


それどころか、ダメージがあまり無い様にすら見える。


「どういうこと?」


スーはカーツに尋ねた。

カーツは豊富な知識と補助魔法で活躍してきたからだ。

だが、カーツですら今の状況は把握できないらしい。


「もう・・・だめなのか・・・。」


絶望感さえ感じているカーツはもう勝負を捨てているようだ。


「じゃぁあ、お前から消え去れぇ。」


魔物の攻撃!

カーツにダメージを与えた!

カーツは倒れた。


「カーツ!!」


ショウとスーが叫んだ。


「あきらめるなよ。まだ手はあるだろうに・・・。」


「でも、俺は役に立てないらしいな・・・。」


「そんなことないわよ、カーツ。」


「お前・・・らな・・・ら・・・。」


「ぐへへぇ、相談は終わったかぁ。」


「貴様・・・。」


いつに無くショウが怒っていた。

カーツがやられたのが相当頭にきたのだろう。


「ショウ君、落ち着いて!」


「これが落ち着いていられるか!!」


「大丈夫、これくらいなら私の青の秘宝で回復できるわ。」


「そうなのか?」


「だから、冷静になって戦って!」


「分かった。」


しかし、今のショウにあの魔物を倒す力があるのか。

その時・・・。


「・・・?」


剣がわずかながら輝きだした!


「ううぅ、まぶしいぃ・・・。苦しいぃ・・・。」


「そうか・・・この剣が魔力を吸っているんだ。」


「でも、どうして急に輝きだしたのかしら。」


「それより、今はヤツを倒すのが先だ!」


ショウの攻撃!!


「ぐおおおぉ。」


魔力を吸収された魔物はあっけなく消滅した!!


しかし、剣が輝きだした原因はいまだ謎のままだった。

そして、剣は元のように錆びた色になってしまった。


果たして、この剣を使いこなし、ルノを倒すことが出来るのだろうか?

闇はまだまだ続いている・・・。


第七章 終わり


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